学生コンサルタント登場=安価で最新情報を提供
2007年4月18日付け
【エザーメPME7誌】零細企業は初期の段階を終えると、事業拡張を考える。多くはコンサルタントの門を叩くが、コンサルタントにもピンからキリまである。多額の契約料を払わされ中途半端な仕事で会社を潰し、雲隠れするコンサルタントも少なくない。企業には、数字で見えない特殊性があるからだ。
そこで最近登場したのが、大学院で専門部門の修士課程を学ぶ学生のジュニア・サービスである。理論ではあるが、専門教育を受けたため最高水準の情報を有する。全国に現在、六〇〇のジュニア・サービスがある。提案をそしゃくするのは相談者自身だ。
ジュニア・サービスには明暗がある。明は第一に安価なこと。本人らも実地訓練の意味で、相場の半額だ。第二に博士級学者の指導を受けているから、ヴィジョンが斬新で広い。第三はいつも最新情報による武装が魅力。
暗は第一に試験時期と重なると、相談にのれない。プロジェクトは頓挫する。予定が遅れる。第二は、保証できないこと。提案であって、結果は受理した者の責任である。第三は、理論であって経験でも体験でもない。現時点では最高で最新の情報であり、従来の慣習より一歩先にあるということである。
ジュニア・サービスの内容は、プランの作成と組織的調査、ソフトウエアの開発、メカニズムの設計、プロジェクトの具体化、企業形態の設計など。メンバーの専攻科目は、工学部や自然科学、計数管理、経営管理、医学、生化学など多岐にわたる。
各ジュニア・サービスは、全国二十五の大学サークルと連絡を取り合っている。ジュニア・サービスは立派な企業であり、社長や取締役、経営評議員、研修生がいる。相談を受けたら現場を訪問し、青写真を描く。取締役会の検閲を受け、認証されたらプロジェクトの骨組みを作る。
プランの作成期間は、二、三カ月から一年と幅広い。この辺は、市中のコンサルタントと同じ。契約額は、五〇〇〇レアルから一万レアル見当で分割払い。ジュニア・サービスの学生にとってこの金額は、実費であって無料奉仕のようなものだという。