2007年4月20日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】十五日にバーレンで行われたF1グランプリで、ブラジルのフェリッペ・マッサ選手(フェラリ)が今季初の優勝を飾った。
前回のマレーシアで失敗に終わった同選手は数々の非難に見舞われたが、それをはね返しての優勝なだけに喜びもひとしおで、会心の走りができたと相好を崩している。
今回で三回目を終えて総合点でアロンソ・ハミルトンのマクラーレン組とライコネン(フェラリ)の三人が二二ポイントでトップに並び、これにマッサが一七ポントと続き、優勝争いに加わった。
今大会もこの上位四人が熾烈なトップ争いを演じたが、二周目にトップに躍り出たマッサが逃げ切った。二位のハミルトンとの差は二秒三六だった。三位はライコネン、ブラジルの人気者のルビーニョことバリケロ(ホンダ)は十三位に終わった。