2007年4月27日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】住居占拠運動のメンバーが二十五日、サンパウロ州の主要三道路を封鎖する抗議行動を取ったことで通行止めとなり、大混乱が生じた。
封鎖されたのはラポーゾ・タバレス、レジ・ビッテンクール、カステロ・ブランコの三道で、約五〇〇人ずつ計一五〇〇人が路上にタイヤを積み上げて火を放った。
メンバーらは出動した警官隊と衝突、カステロ・ブランコでは警官が発砲したガス弾やゴム弾で四人が軽傷を負った。ラポーゾ・タバレスでは通行止めに激怒した乗用車の運転手が車を降りて抗議集団の地上に向けてピストルを発砲、その破片で三人が負傷した。うち一人は摘出手術のため入院している。
今回の行動はイタペセリカ・ダ・セーラ市でのキャンプ生活は不法として、撤去を命じられたことに抗議したもの。