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「オペラ季節館」公演へ=来年3月=世話人、総合監督が下見に

2007年4月27日付け

 来年三月、移民百周年を記念し、日本からプロのオペラ団「オペラ季節館」が来伯、公演しようとしている。明治、大正、昭和、平成の童謡・唱歌、ダンスなど、サンパウロを含めブラジル国内三カ所で「歌の華祭」を繰り広げる予定で、藤原興人代表世話人とオペラ季節館の伊勢谷宣仁総合監督が下見に来伯した。
 公演の目的は、日本人がブラジルに移民する前に聴いた歌を懐かしんで頂きたい、若い人たちにも聴いてもらいたいということで、東京に所在するオペラ季節館のプロのオペラ団員二十五人が来伯する。同団は日本各地で公演しており、人気の高い曲が「故郷を離るる歌」「赤とんぼ」「故郷の空」「荒城の月」など。涙を流す観客も多いという。その他ブラジルの歌も何曲か歌いたいと予定している。
同祭は、主催・歌の華祭ブラジル公演実行委員(仮称)で、後援が日本外務省・文化庁。公演場所やプログラムはまだ決まっておらず、クリチーバやロンドリーナも下見する予定。
伊勢谷宣仁総合監督は「明治から昭和まで、子どものときに口ずさんだ歌を思い出して、みなさんで懐かしさを感じてほしい」と来年に向け抱負を語った。
問い合わせは、藤原興人代表世話人(11)3983―8144 オペラ季節館ホームページhttp://www1.ocn.ne.jp/~kisetsuk