2007年4月28日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ブラジル人の十人中、九人までが過去数年間に治安が悪化したと指摘し、三分の一が「治安が悪い」あるいは「非常に悪い」と位置づけている。
CNT/SENSUSが二〇〇〇人を対象に意識調査したもので、九〇・九%が治安が最大の問題だと答えた。その責任として連邦政府二九・九%、州および市はそれぞれ一六・七%、一二・六%と答えた。また自分の所在地が「非常に危険」が一六・八%、「危険」が一八%で、二〇〇四年十二月の調査のそれぞれ一二・八%、一七・三%を上回り、不安が増していることを裏付けた。
治安の悪化の原因としては貧困が二四・一%で、司法の処置と麻薬取引がそれぞれ一九%だった。