2007年5月4日付け
第二十九回サンパウロ仙台七夕祭りが七月六、七、八日にリベルダーデで行われるのに先立ち、六月三十日、その一環として「第一回七夕ゆかた祭り」が宮城県人会館で開かれる。同会で現在、祭りで実施する「ミスゆかたコンクール」予選への出場者を募集している。
リベルダーデの冬の風物詩、七夕祭り。真夏に行なわれる仙台とは反対に、サンパウロでは冬の開催となる。が、まつりと言えば、ゆかたと甚平。着物よりも庶民的で、その伝統的な美しさを日系コロニアだけでなく、ブラジル人たちに知ってもらいたいと同祭りが企画された。
祭りは午後三時から。ブラジル宮城県人会が主催、サンパウロ新聞、ジョルナル・ニッポ・ブラジル、ニッケイ新聞が協賛する。
当日は浴衣と甚平の歌と踊りのショーが行なわれるほか、「ミスゆかた2007」コンクールの予選を実施する。現在同会で出場を呼びかけている。
応募要件は、十六歳以上の女性で、団体、企業等の推薦を受けた人。(候補者は一名限定)。カラー写真(一〇×一五cm)二枚(上半身、全身各一枚)、履歴書、自己紹介の文章など必要書類を記入の上、申し込み金百レアルをそえて実行委員会まで提出する。
企画の丹治知佐子さんは「日本のいいものを伝えたい。その日はゆかたを着て、日系人だけでなく、非日系のブラジル人にも参加していただきたい」と呼びかけた。
宛て先は次の通り=ブラジル宮城県人会「ミスゆかた2007」Rua Fagundes,152,CEP 01508-030,Liberdade,Sao Paulo。
締切は六月八日。書類選考合格者には六月十四日までに通知される。
問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265、メール・festival@tanabata.com.br)。