2007年5月5日付け
先日、宮城県人会館であめりか丸同船者会を取材しようと、会場に向かうと、日本民謡ブラジル大会が行われていた。間違えたのかと思ったが、屋上に昇る人影が…。屋上へ行くと、予定開始時刻前なのにある男性がすでに千鳥足。
記者は、千鳥足サンに「こんな若い同船者いましたか?どちらさんの子供ですか」と訊かれ、ニッケイ新聞社から取材できました、と名前を言っても十回くらいきき直された。
同船者たちが揃って、男性は代表としてスピーチ。その間もフラフラな状態。あいさつが終わり、席に着く寸前にも椅子に座れず尻もちを。
一年に一度のこの会が嬉しくて、始まる前から飲み過ぎてしまったのだ。帰り際にはその男性の夫人が、最後まで参加者たちを見送り、お土産の花を渡したり、と男性は頭が上がらない状態だった。(栗)