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貧困家族手当の支給停止=33万世帯対象、所得上限超え
2007年5月9日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙八日】政府は受給資格喪失を理由に、三三万六八二人世帯を対象にボウサ・ファミリア(貧困家族手当)の支給を今月中に停止する。これにより、今月の支給世帯数は目標の一一一〇万世帯を割り込む可能性も出てきた。先月支給されたのは一一〇四万六〇〇〇世帯。
対象となる世帯は、地域別ではサンパウロ州が六万世帯超と最も多く、ミナス・ジェライス、バイーア、パラナ、リオ・グランデ・ド・スルの各州で二万世帯を上回った。ほかにも一九万八六三四世帯が不正受給の疑いがあるとして、調査の対象となっている。
支給停止は主に、毎月の所得が一二〇レアル以下という受給資格を満たさない世帯に対して行われる。受給資格を確認するため社会開発省は、受給世帯の申請額と労働省の所得データ(二〇〇四年と〇五年分)とを照合する。所得は変化することもあり、社会開発省は支給停止となった世帯に対し、九十日間異議申し立ての期間を与え、現在の所得が資格を満たしていることを証明すれば支給を再開するとしている。
ボウサ・ファミリアは月収一二〇レアル以下、十六歳未満の子どもがいる世帯を支給の対象とし、毎月の支給額は五〇レアルの基本額に最高三人まで子ども一人当り一五レアルが加算される。支給が開始された二〇〇三年十月以降、一五〇万世帯が支給を停止され、ほぼ半数が所得上限の超過を理由としている。