2007年5月11日付け
今年七月に海外日系人大会と合同で開催されるパンアメリカン日系人大会で、退役軍人、自衛官による交流会が開かれる。小原彰元陸軍少将がコーディネーター役となり、ブラジル国内はもとより、各参加国からの退役軍人の参加を呼びかけている。
小原元少将は、「サンパウロ州内でも元陸軍大佐が十人ほどいる」と話し、現役の軍人である「斎藤準一空軍大将やパラグアイの金沢ホセ三軍司令官も招待したい」と意気込んでいる。
自衛隊の元一等海尉で四年前にブラジルに移住した大浦洋人さん(宮崎県人会理事)も「各県人会に連絡して、元自衛官に参加を呼びかけたい」と話し、元帝国海軍関係者が活動していた「ブラジル桜花会」(すでに解散)にも連絡する考えだ。
パンアメリカンブラジル日系人協会の矢野敬祟会長は、「医師、弁護士などの繋がりがあるように軍人同士のつながりがあってもいい。今回の交流がきっかけになれば」と多くの参加を呼びかけている。