2007年5月17日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】聖洲グァラチンゲタ市のドゥトラ道で十五日午前八時三十分ごろ、双発機が墜落し、操縦士と副操縦士の二人が死亡する事故が発生した。
同機は道路上に緊急着陸を試みたとみられているが、折から走行中の車はあわやのところで惨事を逃れた。空軍と警察が事故の原因を調査中。この事故で事故現場のドゥトラ道六六キロ地点は通行止めとなり、五キロの渋滞となったが、二時間後には平常に戻った。
同機のパイロットはグァラチンゲタ市内で操縦免許書き換えのためにサンパウロ市カンポ・デ・マルテ空港を出発、同市に向っていた。山中の竹林に接触した後、ドゥトラ道に墜落したとみられている。
死亡した二人は墜落と同時に機外に放り出され、即死状態だった。ドゥトラ道では四台の車が間一髪で機体との衝突を免れたが、そのうちの一台に翼が当り破損した。車の運転手はショック状態に陥り、病院で手当を受けた。