2007年5月17日付け
ブラジル日本文化福祉教会音楽委員会(杓田美代子委員長)は、二十七日午前十一時から文協ビル小講堂で、「第三十三回文協ドミンゴ・コンサート」を開催する。協賛はクニト・ミヤサカ財団、KTY、パナソニック、スダメリス銀行、トヨタ、ヤクルト。
ピアニストの清水由香さんが、幻想曲「さくらさくら」、「お鼻の大きな猪は忘れんぼう」、Nocturno「夜想曲」、Festa no sertao「セルトンの祭」ほか七曲を演奏する。
清水さんは、埼玉県生まれ。一九九五年に国立音楽大学ピアノ科入学。九六年、日本ヴィラ=ロボス協会主催によるブラジル人ピアニストClara Sverner氏の公開レッスンに参加。
九七年、ブラジルのクラシック音楽を学ぶためリオデジャネイロへ。〇一年、ブラジルコンセルヴァトワール音楽院を卒業。Maria Teresa Soares氏に師事。
〇〇年から〇四年まで旧日伯文化協会コーラスの指揮者を勤めた。その後ピアノソロ活動をし、現在は専属のピアニストとして、ブラジルと日本を中心に演奏活動中。
ドミンゴ・コンサートは、年に四回サンパウロで、地方で一回開催されている。杓田委員長は「貴重な催しなので、興味ある人はぜひ、ご来場ください」と呼びかけた。
当日は入場無料。「保存できる食材を一キロ持ってきていただけるとありがたい」といっている。問い合わせは、電話3208―1755(長谷、またはビアンカ)。