2007年5月17日付け
【フォス・ド・イグアスー発】「第一回日伯オープンゴルフ大会」が十三日、フォス・ド・イグアスー市のリゾート型ホテル「BURBON―IGUASSU GOLF」でブラジル、アルゼンチン、パラグアイから三十六人の参加者を集め、行われた。
フォス・ド・イグアスー市と同ホテルが共催、フォス・ド・イグアスー日伯文化体育協会(日本人会)、パラナ日伯商工会議所、パラナ・ゴルフ連盟、地元企業が協賛した。
十二日午後八時から開かれたオープニングパーティーには関係者ら約五十人が参加、大会開催に尽力したパラナ商議所の上野アントニオ会頭、大城義明副会頭、原新・パラナゴルフ連盟会長に、市から記念トロフィーが贈られた。
セルジオ・ロバト同市観光局長は来年、日本移民百周年を迎えることを踏まえ、「プレイベントであるゴルフ大会を開催できたことは大きな喜び」と話した。
上野会頭は、コロニアと市が力を合わせた同大会を高く評価、日本移民の歴史を振り返り、「パラナで生まれたことを誇りに思う」とあいさつした。
会場では、日本人会自慢のすき焼が振舞われ、同会自作の「ブラジル音頭」に合わせ、着物姿の婦人たちが踊りを披露、小倉シメさんが日舞で参加者たちの目を楽しませていた。
大会当日は、快晴に恵まれ、参加者たちはプレイを楽しんだ。
十四クラブ、千三百会員が加盟しているパラナゴルフ連盟の原会長は、「母の日ということもあり、多くの参加者は望めなかったが、今年、来年と百周年記念大会を開いていきたい」とやる気を見せていた。