2007年5月26日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】七月にリオデジャネイロ市で行われるパン・アメリカン大会に向けて建設中の選手村の工事現場で陥没が発生し、主催者の不安が募っている。
陥没が起きたのは建設済の一四八〇室を抱える一七棟前の大通りで、一〇〇平米にわたり、地滑りのような状態で歩道やアスファルトが崩れ落ちた。この地帯は砂地が多いことから、再発の可能性が危惧されている。
この事故で、七月三日に予定されている五五〇〇人を収容する選手村の工事完了による引き渡しが大幅に遅れる見通しとなり、関係者は気を揉んでいる。