2007年5月26日付け
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】サンタ・バルバラ・ドエステ市(サンパウロ市から一三八キロ)の衛生局は十八日、市内の民家から約一〇トンのゴミの回収作業を終了した。ゴミ回収は四日間を要した。
民家は四十九歳と四十六歳の姉妹の住居で、姉妹は古品回収でリサイクル店に品物を売って生計をたてていたが、整理が追いつかず二つの部屋にゴミを溜めていた。姉妹の兄弟が市当局に訴えたもので、この状態は二年間も続いているという。
姉妹は親戚の家に身を寄せているが、精神鑑定を受けている。回収されたゴミはリサイクル店に売られ、代金は姉妹に支払われるとのこと。