2007年5月26日付け
七月十八日から二十二日までサンパウロ市で開催される海外・汎米合同日系人大会で実施される音楽分科会セミナーと国際カラオケ大会の詳細が決まった。
十二分科会の一つである音楽分科会セミナーは十九日午後一時からブラジル日本文化福祉協会五階のエスペランサ婦人会サロン(Rua Sao Joaquim 381、5and.Liberdade)で開催する。入場料は二十レアル。講師にはロサンゼルスから藤井サム先生を迎える。
歌による正しい日本語の普及と指導をテーマにして「童謡・唱歌」と「カラオケ」の二部に分けて研究。
童謡・唱歌の部では、移民社会と日本語普及に童謡唱歌が与えた影響について。
カラオケについては、各国のカラオケ事情のほか、カラオケによる日本語の普及や社会に与えた影響、その未来像などのセミナーとなる。
このほか、二十一日正午からは、県連フェスティバル・ド・ジャポンの会場で国際カラオケ大会を開催。大会には、パンアメリカン各国支部員の他、ブラジルからは各県人会とNAK(日本アマチュア歌謡連盟)から推薦された歌い手が出場し、パンアメリカン杯を競う。
矢野敬崇実行委員長、音楽分科会・国際カラオケ大会の北川彰久委員長、栗崎邦彦総務、羽田宗義審査委員長が案内のために来社。「今回は移民百周年のプレイベントでもあり、音楽の著作権についても話す予定。カラオケ大会も行われるのでぜひたくさんの人に来てほしい」と来場を呼びかけた。