2007年5月31日付け
【レジストロ】レジストロ第五部ラポーザで二十日、第十五回同窓会が行われた。伝統の同窓会である。
戦前、日本語学校の教師であった仁戸田庸吉郎さんの教え子たちによって、戦前から始まり、戦中、戦後、永い間中断された。一九八〇代に入って再開、今日に至っている。
悪天候のため、世話人たちが予想したより、参加者が少なかったが、サンパウロからの参加者が多く、遠くはクリチーバ、ブラジリアから駆けつける人もいた。ラポーザで育って、終戦の年の一九四五年に転出して行き、今はアポゼンタードになって、わざわざたずねて来た人もいた。
同窓会といっても、初代からの同窓の友はレジストロでは三、四人だけ。それでも同窓会として集まれば、それぞれの同年代の友と懐かしく会えるので、実に楽しい集いだ。
夕刻迫るころに記念撮影をし、また再来年会おうと約し、別れを惜しみながら散会した。催しは隔年開催である。(清水敏夫さん通信)