ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

2007年6月2日付け

 上院議長弁明の翌日、上院航空管制CPI(議会調査委員会)にケルスル少将が召喚され、トーレス上議(民主党=DEM)と一問一答をした。
ケ「空軍の給料は差し引きが多く、受取額が少ないので困っているヨ」
ト「私も同じだヨ。愛人に渡した小切手は、バッサリ銀行口座から引かれるのだヨ。誰も立て替えてくれないんでネ」
ケ「わしは、建設会社やロビイストがなくてネ。上院議長はいいナ」
     ◎
 連警の押収書類から賭博マフィアがリオデジャネイロ市市警に毎月一〇〇〇レアル袖の下を払っていたことが判明。
     ◎
 ミスユニバース世界大会で準ミスとなったブラジル代表のナターリアさん(22)が三十一日に帰国、丸一日マスコミの取材が続いた。準ミスはそんなに悪くないとしながら、日本代表に負けるとは思わなかった、ベネズエラ代表なら納得できると告白。水着で歩く時に踊るなど主催者の指示に従わなかったのに、日本代表は強力な後援団体とロビー活動のおかげでミスを勝ち取ったと不満を漏らした。
     ◎
 三月の世論調査でサンパウロ市民から三・九点(十点満点)の評価を得たカサビ市長は、記者三人との討論会で、自分の市政を十点満点とみなした。住宅、公共交通政策、路上生活者への支援プログラムなどを例示し、自分が市長になってからすべて良くなったと自賛。教育と保健面で計画が思い通り進まないと不満を述べ、「半年で三十年の遅れを取り戻すのはムリ」と責任転嫁。同市ルース区のクラコランジア(麻薬の巣窟)はノーヴァ・ルースに生まれ変わり、夢が実現したと喜悦。ニューヨークを夢見つつ、バルセロナをサンパウロ市のモデルにしているとの胸中を明らかにした。