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シルバーバレー全国大会に参加=〃ブラジル代表〃訪日へ=帰伯後は普及活動を

2007年6月2日付け

 【既報関連】聖南西で人気のシルバーバレー。九日、十日に福井県で行われる福井県シルバーバレーボール連盟十五周年第十二回交歓全国大会に参加するため、八人が〃ブラジル代表〃として四日から訪日する。シルバーバレーの普及に励んでいる山下重子さん(64)は「日本で本場のやり方を学んで、帰ってきたらもっと皆に広めたい」と意気込んでいる。
 シルバーバレーは、一般のバレーよりも大きくて柔らかいボールを使用し、男女混合で、中、高年でもやり易いようにルールもわかり易い。
 〇二年、福井県のシルバーバレーボールチーム七人が来伯し、マナウス、リオ、サンパウロと福井村(コロニア・ピニャール)で指導活動を行ったのが始まりで、福井村では山下さんを中心にチームができた。その後、オザスコ、イビウーナ、イグアッペ、イタペチニンガ、ソロカーバへと競技法を伝え、その競技者は増えつづけている。
 今回の訪日は、海外普及に力を入れる福井県のシルバーバレーボール連盟が「大会に参加してほしい」と、山下さんを通じて呼びかけ決まったもの。大会には、五十五歳以上で組まれた九十チームが日本全国から参加する。
 団長の岩下星二さんは「皆さんお上手だから、優勝カップまではどうか分からないけど、勝つつもりで行ってきます」。週末には訪日するメンバーが集まって、練習に励んでいる。
 訪日するのは、岩下星二さん(団長、オザスコ)、嶋田ルイザさん(55、オザスコ)、木村ゆきこさん(56、同)、白旗凉子さん(63、イビウーナ)、山下重子さん(64、福井村)、貞光邦夫さん(63、イグアッペ)、黒羽幸子さん(62、モジ)と、応援団として橘マリアさん(MS)。
 山下さんは「日本から帰ってきたら各地を廻って、普及に努めたい」と、指導を希望する地域を募っている。連絡は11・3699・6569(岩下)、または15・3298・1107(山下)まで。