2007年6月2日付け
加齢とともにカインブラ(けいれん、こむらがえり)で悩んでいる人が多い。夜中に生じれば、痛みで眠れなくなる。老け込みが一層すすむという。アロエのサボネッチづくり数十年の金親豊さん(84、P・コンチネンタル在住)がこのほど「これですっかり治した」と民間治療法を話しに来た。「バナナ(ナニカ種)を毎日二本食べる」と単純。金親さんにこれを伝授した人は高清オザスコ文協名誉会長。今や、金親さんにとっては「恩人だ」という。副作用はないので、騙されたと思ってどうぞ。
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ふるさと巡り参加者の一人、姉が小笠原尚衛の弟に嫁いでいる村口ユリさん(82、佐賀県)=マウア市在住=も、「マッシャードで久々に親戚に会えて良かった」と尚衛の長男、良一氏との再会を喜んでいた。バスに乗る直前に、偶然判明した。興奮さめやらぬ様子で、「六十一年ぶり、さすがに顔、分かんなかったですよ。ただもう懐かしくて」。夫の村口主さん(つかさ、88、佐賀県)とは同船者だが、最初の十年間は離れていてプルデンテで再会し結婚した。二人にとって思い出の地だ。
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百周年記念硬貨、どのくらい買いますか?――総領事館からこのほど、県連に対し、日本の財務省が来年発行を予定している日本移民百周年記念五百円硬貨の購入予定(?)について問い合わせがあったという。ブラジルでの値段は未定だが、県連では各県人会に対し、予定数を知らせるよう呼びかけている。