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県連代表者会=日本祭でポスター展示=郷土食出品をよびかけ

2007年6月6日付け

 ブラジル日本都道府県人会連合会の定例代表者会議が五月三十一日、文協ビル会議室で開かれ、来月に迫った第十回フェスティバル・ド・ジャポンの準備状況や、十八日の移民の日法要の時間などが報告された。
 今回のフェスティバルでは期間中、同時期に開催される海外・汎米合同日系人大会参加者による国際カラオケ大会なども予定されているが、食や芸能、テーマである「日本の美」に関する展示など、イベント全体の概要についてはまだ確定していないようだ。
 実行委員会で現在、各県人会に対して出店内容について調査を行なっているところ。テーマ「日本の美」に関しては、各県を紹介するポスターや、国内の農業製品の展示などが計画されており、執行部から各県人会に協力が要請された。スポンサーについては、関係企業を回っていることが報告された。
 加藤恵久実行委員長は出席県人会に対し、「一品は郷土料理を出してほしい」と要請。これに対して、料理によってはブラジル人の嗜好にあわず売上が見込めないとする意見も。「郷土食を出す県人会に補助金を出してはどうか」とする意見も出たが、財務担当の大西博巳副会長は屋台設営費用がかさむことなどを挙げ難色を示した。
 このほか加藤委員長が、今年は市衛生局の指導が厳しくなることから、同局による指導説明会への各県食担当者の出席を呼びかけ。執行部では同局から指摘された昨年の衛生面の問題点についてDVDを作成、各県人会に配布する予定だ。

開拓先没者慰霊碑
移民の日法要

 六月十八日の移民の日にイビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑前で行なわれる法要は、午前十時半からを予定。当日は午前九時半に文協前からバス二台が出る。