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東西南北

2007年6月9日付け

 パン大会の聖火リレー打ち合わせでメキシコから帰国したリオデジャネイロ市のマイア市長を迎えた報告会議で。
A「どの会社の航空機で行って来たんですか」
マ「大統領セコハンのオンボロのポンコツだヨ」
B「カブラウ知事も、一緒に行ったんですか」
C「それは、マイア市長を葬ろうとするルーラ大統領の陰謀だと思うヨ」
     ◎
 ドイツ訪問中のルーラ大統領は七日、実兄とスロットマシン・マフィアとのゆ着について質問した記者に対し、「今日と明日はG8、G5についてのみコメントしたい。月曜(十一日)には胸襟を開いて質問にお答えする」と矛先をかわした。連警の盗聴記録によると、実兄は口利きの見返りに二〇〇〇から三〇〇〇レアルをセウヴォ容疑者から受け取っていた。
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 主要国サミット(G8)に抗議する学生やパンク二〇〇人が七日午後、パウリスタ大通りで待機していた警官隊と衝突、一四二人が拘束された。拘束者からは大麻や、ナイフ、火炎瓶などの凶器がぞろぞろ。
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 リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市で麻薬中毒の十一歳の少年が自宅で両親に足を鎖でつながれていたことが明らかに。少年は一年前から中毒状態で、薬欲しさに近所で盗みを繰り返して住民に煙たがられ、麻薬密売人らから死の脅迫を受けていた。
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 キリスト新生教会のイベント「イエスへの行進」が七日午前十時からから午後八時まで行われ、サンパウロ市北部チラデンテス大通りを三〇〇万人が埋め尽くした。米国で密輸、公文書偽造などの罪で起訴され、自宅勾留状態の教祖夫婦は、衛生中継でスクリーン上に姿をみせた。