2007年6月12日付け
七月二十二日投開票が予定されている参議院選挙を前に、北米ロサンゼルスの有権者が政局討論会開催にこぎつけた。世界の在外有権者にとっても初めての試み。選挙区投票の実現に留まらず、さらなる在外選挙制度の充実に向けて動いた在北米関係者の熱意の結晶だろう。ロスからもう一本飛行機に乗ればサンパウロ。今回は難しいだろうが、次回選挙では〃世界最大の票田〃の面目を果たしてほしいところ。以前から中心となって運動を進めてきた県連で近頃全く在外選挙が話題に上らないのが気になるが。
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パライーバ州都ジョアン・ペッソアで日本祭りが行なわれた。今回三回目となる同祭の紹介もしているパライーバ日伯文化協会のHP(http://www.acbjpb.org/)を見るとかなりしっかりしたもの。来年の百周年もアピールしており、元気がよさそう。地方文協をまとめる手段ともいわれる文協ネットは、ただ今停滞中。〃全伯日系団体の代表〃も言葉だけが一人歩きしている状態か。
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サンパウロ市のゲイ・パレードは凄い人、人、人。主催者発表では三百万人以上とか。中には芸者らしき姿にふん装した女性(男性?)もチラホラ。どこにこんなに同性愛者がいたか、というほど。あちらにもコチラにも熱いベイジョを交わす同性同士がおり、目のやり場に困る人も。今や〃世界最大〃となったサンパウロのパレード。日本からツアーを募ったら百人ぐらいの団体さんが来るかも。どっかの旅行社で企画しては?