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岩手県人会の賛助会員総会=訪伯団結成へ=100年祭が話題に

2007年6月14日付け

 ブラジル岩手県人会(千田昿暁会長)の賛助会員による総会が、九日、岩手県盛岡市内で開催された。二十二人が参加。来年の日本移民百周年記念が、主な話題となり、県費研修生の町田のり子さんが日本語で研修の報告をし、懇親会も行われたという。
 同会ではまもなく来年の訪伯団募集を始める予定だ。早速県人会には、無事に総会が終了したことを知らせる一報が届いている。
 同賛助会員の会は、三年前に海外移住家族会がなくなったのち、県人会の呼びかけに応えて創立された。神奈川県、静岡県、大阪府など国内に五十人、ニューヨークに二人の計五十二人が賛助会員である。
 一報によれば、来年六月十五日に行われる同県人会創立五十周年記念式典には「知事も万難を排して参列することになる」。県紙「岩手日報」などの取材班も同行し、「格安航空券の確保のため、早めに事務的なことを進めます」とのこと。
 会員の一人、佐々木栄洋さんは、「会員みなさまのブラジルに対する想いを知り、感銘を受けました。微力ながらブラジルを愛する若者の一人として、双方の架け橋となれるよう活動していくことを誓いました」と、総会の感想を語っている。
 千田会長は「日本側が盛り上がっているので、われわれも遅れず進めていかなければ」と、嬉しそうな笑顔を浮かべていた。