2007年6月14日付け
十日にサンパウロ市で行われたゲイパレード。日本では体験できないようなことだと思い、意を決して見に行くことに。
トリアノン・マスピ駅を降りるとすぐに構内に溢れんばかりの人。人の波を掻き分けようやく着いた地上も人ばかり。いったいどこからこれだけの人が集まったのかと不思議に思うほどだ。
パレードを見ながら同じ方向へと歩いて行こうとするのだが、身動きが取れない。無理やり動こうとしても動けない。さらに、男たちの激しいボディータッチが苛立ちに追い打ちをかける。
各紙が今回の参加者は四百五十万人とか三百万人とか報じているのだが、実際にどれぐらいの人がいたのかは想像もつかないし、数えることも不可能だろう。
何を目的に来ているのかが分るような目印があるともっと参加しやすく、楽しめるように感じたのだが。 (坂)