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パラダイスに避難勧告=発電所故障で停電に断水

2007年6月16日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】北東部のパラダイスと呼ばれ、観光名所となっているペルナンブッコ州フェルナンド・デ・ノローニャ島が十二日から停電に見舞われ、断水の危険性もあることから、当局は住民および観光客に避難勧告を出した。
 停電は同島にエネルギーを配給しているトゥバロン発電所が故障したもので、落雷が原因とみられている。島に残っている人々は水を貯え、パンやビスケット、カン詰類でしのいでいる。復旧のめどが立っていないことで島への立ち入りが禁止されており、予約客は足止めの状態で、旅行代理店では苦情が相次いでいる。