2007年6月17日付け
厳かに進むサンコンサーロ教会でのミサ。その脇の通路では、文協関係者らが時計を見ながらあたふた。「役員は十時半にイビラプエラに行かなきゃいけないのに、まだ終わらない」。十時十五分頃にミサを終えて、急ぎ足。イビラプエラでの法要は数分遅れに収まった。毎年のことなのだから、もう少し調整しては…と思うのは記者だけだろうか。なかには十時半までゆっくりしてから赴いた人もいたが。
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今年は例年よりも多く、あちこちで移民の日の行事が行われたようだ。また、ブラジルの新聞やテレビでも盛んに扱われ、来年の本番に向けて徐々にボルテージが上がってきた。ブラジリアでもいよいよ国内組織委員会が発足。サントスやサンベルナルドでも市を挙げて祝典にむけて春美を。パラナ州でも着々と根回しを進めている。さて、残るは…。
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文協で行われた追悼法要の際に集まった過去帳は三十冊前後。各県人会に一冊づつあるのだが全ては集まらない。一冊では足りず複数になっているところも。最近になって県連が過去帳のデータベース化を始めたのだが、亡くなった人の名前が何回も出てくるし、全てが把握できていない。先人を偲ぶためにも、その辺きちんとして欲しいものだ。