2007年6月21日付け
ブラジルの国会議員使節団が十一日、英国議会を公式訪問した。英議会の女性議員が一行を迎え、乾杯の音頭を取った。「女王陛下に神の祝福あれ。そしてルーラ大統領に栄光あれ」とやった。前半はよかったが、後半でブラジルの野党議員が一斉に片手を机の下に入れた。不審に思ったランドス下議(労働者党=PT)は、フォルテス上議(民主党=DEM)の片手を机の下に覗くと中指を突き出していた(クソ喰らえという抗議の意思表示なのだそうだ)。
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マット・グロッソ・ド・スル州連邦検察庁は十九日、スロットマシン営業許可をめぐる贈収賄容疑で三十九人を起訴した。大統領の実兄、ジェニヴァル・I・ダ・シウヴァ氏(通称ヴァヴァ)は、証拠不十分で不起訴処分となった。
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サンパウロ市南部ヴィラ・マリアーナ区役所調整局は十九日、職員の一人が昨年末、忘年会の費用をスロットマシン会社弁護士のショクル氏に要求し、同氏が二〇〇〇レアルを支払っていたことを認めた。同職員は二十日付けで懲戒免職処分。他にも二人の職員が同弁護士と接触していたという。
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二〇〇三年にミス・サンパウロ州に選ばれたジュリアーナさん(25)が拒食症との闘病生活を明らかにし、その恐ろしさを訴えている。身長一八〇センチ、体重が五七キロだったジュリアーナさんは、ミスになってからモデル会社のプレッシャーを受け、食事がのどを通らなくなった。一年後には四六キロまでやせ、髪の毛も抜け落ちて丸坊主になり、モデルの仕事を失った。実家に戻り治療を続けた結果、現在は食事もできるようになり、体重も五二キロまで回復した。