2007年6月21日付け
ブラジル国内でも最大級といわれる日系イベントの一つ「エキスポ・ジャポン2007」(第四十六回ロンドリーナ農産品展示会)が、七日から十日にかけて、ロンドリーナ体育文化協会(ACEL)総合運動場で開催された。
昨年まで、会場は同市の展示イベントセンターで、「カーザ・ジャポン」という名称で祭典が行われていた。今年からは同市の国内線空港近くの、三つの野球場、ミニゴルフ場、ミニフットボール場、テニスコートなど、多目的な広い同会場を知ってもらおうということで移した。
新たな名称と会場で始まった祭典、入場料が一般二レアル、十歳以下と八十歳以上は無料で、約三万五千以上が入場するほど盛況であった。
開会式には、ネドソン・ミシェル・ロンドリーナ市長、金城ロベルト市議会議員、連邦議員ら多くが出席。日伯両国国歌の斉唱、来賓のあいさつで始まった。
メインストリートに、七夕や堤燈が飾られ、日本風の街並みを感じさせた。川柳、俳句、短歌、墨絵、書道など、また日本語学校生徒の作品が展示されたほか、太鼓演奏、カラオケ、柔道、空手、茶道が披露された。
多くの参加者が輪になる盆踊りや若い世代を中心とした、まつりダンスなどが行われ、八日には、平田ジョーが来場し、会場中を沸き立たせた。毎日、日本料理の屋台が並び、寿司、焼きそば、うどん、焼き飯などが販売された。