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強盗に顔面を撃たれ=日系テラモト医師が死亡=サンパウロ市

2007年6月21日付け

 ジアリオ・デ・スザノ紙の報道によれば、十二日にサンパウロ市モエマ区で強盗に撃たれ入院していた眼科医、アンジェロ・テラモトさん(51)が十八日午後、亡くなった。
 テラモトさんはスザノ市に住んでいたが、最近はサンパウロ市に居住。十二日夕方、アラメダ・ドス・ジュルピスにある銀行支店の出口で強盗犯に鞄を要求され、応じなかったため、顔面を撃たれた。犯人は逃走した。
 テラモトさんはサンパウロ病院に搬送、手術を受け、十四日から州公務員病院に入院していた。遺体は十九日、スザノ市サンセバスチョン墓地に埋葬された。
 警察では先週末、ブルックリン区ジョルナリスタ・ロベルト・マリーニョ通りのファベーラ近くで、テラモトさんの鞄が捨てられているのを発見。中には身分証明書とクレジットカードが入っており、事件後、小切手で四千レアルが使われていた。
 犯人は現在も逃走中。公共治安局長によれば、同支店の防犯カメラの映像はまだ公開されていない。