2007年6月26日付け
【静岡新聞】静岡、長野両県警は二十日までに、自動車盗や車内荒らしを繰り返したとして、窃盗容疑で日系ブラジル人の男ら十人を逮捕した。両県警によると、被害は二〇〇三年三月から〇六年夏までの間で、関東地方から中部地方などにかけての九県で約一千件、総額約一億二千万円に上るという。
調べでは、住所不定、無職のブラジル人の容疑者(22)らは〇三年三月ごろから群馬や静岡、長野県などで自動車盗や車内荒らしをし、盗んだ車や部品を別のブラジル人に売却した疑い。同容疑者は「遊興費や生活費に使った」と供述しているという。