2007年6月29日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】サンタカタリーナ州ビグアス市(州郡フロリアノポリス市から一五キロ)で、体育教師(33)が嫉妬深い邪推狂の男(23)に射殺される事件が発生した。教師はフロリアノポリス市の女子ハンドボール代表の監督を務めており、ビグアス市で行われた大会を観戦中だった。たまたま隣に座った学校の女性事務員が犯人の元恋人だった。
犯人は恋愛に破局が生じたものの、女性に執着していた。警察の調べでは、そのため隣にいた体育教師と元恋人の仲を邪推、嫉妬して犯行に及んだとみている。犯人は同市在住だが目下逃亡中で、警察では行方を探している。
通常静かな町には衝撃が走り、市民が抗議パレードを展開した。同市長は三日間喪に服する市条例を発令した。