2007年7月7日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙四日】南北両大陸のスポーツの祭典、パン・アメリカン大会がリオデジャネイロ市で十五日から開幕するのを控えて、入場券の発売が三日から始まった。
メイン会場となるマラカナン競技場では未明から多数の行列ができたにもかかわらず、主催者の不手際で窓口が大混乱を見せた。入場券九万枚のうち一万三四八〇枚が会場窓口で発売されると発表されたにもかかわらず、前売券が用意されていなかった。
とくに大半のお目当ての開会式の入場券は一〇〇レアルの指定席しかなく、二〇レアルの一般席を買い求めようとした人々の怒りを買った。さらに通常は場内整理または情報提供のボランティアが用意されるが、当日はそれも見当たらず混乱に輪をかけた。