2007年7月7日付け
サンパウロ市で今月十八日から四日間にわたって開催される「第十四回パンアメリカン日系人大会」分科会の女性フォーラム「日系女性の社会進出」が十九日午前九時から、ブルーツリー・コンヴェンション・イビラプエラ(Av,Ibirapuera 2927)で開かれる。入場無料。
コーディネーター役を務める山下リジア、上辻久照子、松永久美子さんが五日来社、「各国日系女性の声を聞きにきてください」と多くの参加を呼びかけた。
当日はブラジルをはじめ、日本、アメリカ、ペルー、パラグアイの各国で活躍する女性が出席。それぞれが十分程度スピーチし、質疑応答なども行なわれる。
パネリストは、森敬恵(日本、歌手)、リリアン木村(米、アメリカ日系協会元=初の女性=会長)、笠松エミ(パラグアイ、社会学者)、村崎ルイザ(ペルー、秘伯コーラス指揮者)、山崎千津薫(ブラジル、映画監督)、吉田コンスエロ(ブラジル、判事)、宗像直美(ブラジル、サンパウロ交響楽団指揮者)、山村フラヴィア(ブラジル、海軍中佐)=敬称略=の八人。
案内に訪れた山下さんは、「各国の日系社会の違いを知るとともに、どう女性がそれぞれの社会で活躍してきたかを知るいい機会になれば」と話している。
同フォーラムに関する詳細はパンアメリカンブラジル日系人協会(電話=11・3107・8907)まで。