2007年7月7日付け
先日、サンパウロ州内のある日系施設でフェスタ・ジュニーナが行われた。その施設の入居者は大半が高齢者である。開始時間から会場は混雑しており、昼食時間になると長蛇の列ができるほどの賑わいだった。
フェスタでは、施設の人たちが合唱や童謡を歌ったほかに、日本舞踊、太鼓、歌などのゲストたちが、それぞれの芸が披露した。
セレモニーが始まり、来賓のあいさつとなったときに、司会の施設関係者は、もうすでに酔いつぶれて、歩くのも、進行するのもやっと。来賓の紹介で名前が出てこなかったりと、思考回路がまわっていなかった。
会場は笑いの渦。来賓、関係者、施設の入居者たちは苦笑い。こんな人が施設を運営しているのかと思うと、不安が脳裏によぎっただろう。今後どうなっていくのかを追っていきたい。(栗)