2007年7月17日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】リオデジャネイロ市のコルコバードのキリスト像で知られるキリスト・レデントル(救世主)が新世界七不思議の一つに選ばれたのを記念して当局は十五日の午後四時から一般に入場無料開放した。しかし入場希望者は午前七時から集まり、コルコバード鉄道の始発駅では「入れろ」「入れない」で混乱となり軍警が出動する有様に。結局午後一時半に登山許可となったが、六時間以上も強い日差しの下、便所も売店もない所で待たされた群衆の不満は頂点に。しかし関係者は午後四時からの開放だったとして不手際の非難は不当だとしている。無料入場券は十二日から配布され四〇〇〇枚に上った。