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「ふれあい日本の旅」企画=日語セ、08年6月出発

2007年7月24日付け

 ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、二〇〇八年六月に、日本移民百周年記念として「ふれあい日本の旅」を計画している。二十五日間、同世代の日本語学習者らが東京、愛知、三重、京都、広島など各地をまわりながら、現地の小、中学校と交流し、それぞれの名所を巡って、ホームステイを体験する。「個人では味わうことのできない盛りだくさん」の内容で、センターでは、八月一日から参加者の募集を始める。
 「ふれあい日本の旅」は、センター創立二十周年を記念して〇五年に実施され、大反響を呼んだ。今回も約四十人の生徒を集め、〇八年六月三十日に出発。
 愛知県高浜翼小学校での交流後、トヨタ自動車工場、伊勢神宮、神戸移住センター、神戸の中学校、金閣寺、清水寺、原爆記念館、桜島、大宰府天満宮、ディズニーランド、皇居などを訪れる。名古屋、熊本でのホームステイを予定している。
 担当の日下野良武副理事長は「日本語の基盤において、日本と交流を持つことは重要。最も物事を感じる年齢のときに、日本でいい思い出を作ってもらうことは、その後日本語学習を続けるモチベーションになります」と旅の意義を強調,
「ブラジルでも活躍する優秀な人材が日伯をつなぐように、今から日本好きになるようしかけたい」といっている。申し込み・問い合わせはセンター(11・5579・6513)まで。