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航空運賃値上げを示唆=安全第一、利用者も負担を

2007年7月25日付け

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ市コンゴーニャス空港の離着陸削減を発表した三日後の二十三日、政府は同空港の減便に伴って航空運賃を値上げする可能性を示唆した。
 ペレイラ空港整備公団(Infraero)総裁は同日、「安全はすべてに優先しなければならない。空港が安全でないとは言わないが、慎重に対策を講じるときが来た。それは、安全のため利用者に少し多く支払ってもらうことも意味する」と述べたが、値上げ幅については明答を避けた。「航空運賃は高いが、ここ数年間に値下げが行われてきた。一五〇レアルの航空券が一五五レアルになってもたいしたことはない。航空会社が倒産することもあるまい」―。
 同総裁は、コンゴーニャス空港発着便をサンパウロ国際空港(グアルーリョス空港)やカンピーナス市のヴィラコポス空港に振り分けることや、搭乗する乗務員の増員などで航空各社のコストが上昇すると運賃値上げを正当化している。
 同日開かれた閣議でルーラ大統領も、航空問題の解決には政府だけでなく、航空会社や、市内からのアクセスがよい空港の利用者の協力が必要だと強調した。大統領はまた、事故原因が解明されていないのに、政府やパイロット、空港を非難する人間は未熟で、無責任であるとラジオ番組でコメントした。

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