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YOSAKOIソーラン=今年もブラジル大会=日本とのつながり強まる

2007年7月26日付け

 ブラジルYOSAKOIソーラン協会(飯島秀昭代表)は、「第五回ブラジルYOSAKOIソーラン大会」を、二十九日正午からビア・フンシャル(Via Funchal/Rua Funchal, 65 Vila olimpia)で開催する。今年は十六チームが参加し、YOSAKOIソーランが専門の嶌原まさ子シニアボランティアが審査員を務める。日本のYOSAKOIソーラン祭り組織委員会の事務局から鮎川季彦氏が来伯して大会の様子を視察するなど、日本との交流も強くなりつつある。浜崎マルセリーノ大会実行委員長は「ぜひ見に来てください」と来場を呼びかけた。
 飯島代表によれば、現在、全伯にはYOSAKOIソーランを踊る団体が四十以上は存在している。大会にはカストロ、クリチーバ、弓場、バストス、カンピーナスとサンパウロ周辺のチームが出場する。
 浜崎さんは、ベレンやマナウス、フォルタレーザ、ブラジリアなど連絡を取り合っている他のグループもあるが「(大会の参加には)距離の問題が大きい。来年の百周年に向けて貯金中のチームもある」と、不参加の訳を説明した。
 今月初旬に訪日し、本場のYOSAKOIソーラン祭りを体験した太鼓協会幹部ら。浜崎さんは「素晴らし過ぎて泣いた」と感激を話し、「皆好きで、楽しく踊っている。ブラジルでも楽しみながらやるYOSAKOIソーランを広げていきたい」と意気込む。
 嶌原さんは「まずブラジルのYOSAKOIを見せていただいて、ブラジルで受け入れられるYOSAKOIのあり方を探りたい」と話し、今後、各チームの指導や新たなグループ作りに協力していく見通しを示した。
 YOSAKOIソーラン大会では、来伯中の井上祐見さんのショーも行われる。会場は入場無料だが、来場者はSOHO各店で配布されている入場券を受け取ったうえで、指定された二キロ分の食料を持参すること。