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ペットの身許証明義務付け=サンパウロ市

2007年7月28日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】サンパウロ市内で犬や猫が飼育者から他人の手に移る場合、去勢されて、身許を証明するチップをはめ込んで市当局に登録しなければならないという市条例が裁可され、議論を呼んでいる。
 サンパウロ市長が先週裁可したもので、実施に移す六十日以内に詳細を発表するという。対象はペット商品店はもとより、ペットの交換、果ては供与に至るまで義務づけられている。条例は野犬や野良猫の繁殖による被害を防ぐのを狙いとしている。昨年は野犬狩りで一万五四四頭が殺された。