2007年7月31日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】二週間にわたり熱戦が展開されたリオ汎米スポーツ大会が二十九日に閉幕し、華やかな閉会式が行われた。
ブラジルは十五回目となる今大会で史上最多数のメダルを獲得、アメリカ、キューバに続き三位となった。ブラジルのメダルは一六一個(金五四、銀四〇、銅六七)で、トップのアメリカは二三七個(九七、八八、五三)、二位のキューバは一三五個(五九、三五、四一)だった。
大会のハイライトとして挙げられたのが、水泳のペレイラ選手の金六個と並び、三十八歳の年齢で通算金メダル九個(メダル獲得数十四個)のブラジル新記録を成し遂げた、卓球のウーゴ・オヤマ選手の偉業が称えられた。
大会関係者は、総じて大会は成功したものの、二〇一六年のオリンピック誘致に向けての立候補には数多くの教訓と課題を残したと総括している。