2007年8月1日付け
ガルシア大統領顧問と左手を丸め右手でポンポンと打って卑しいジェスチュアを演じた同顧問次席のポマール氏は、辞表を提出した。大統領からはつまらないことを忘れ、勤務に精を出すよう諭された。同氏はヤッター位の意味で、惨事の犠牲者をおちょくったのではないと弁解。仕草はブラジル文化に抵触しないし、教養の有無や卑劣な趣味と無関係なのに、紙上報道のほうがプライバシー侵害だと関係者はいう。
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パライーバ州選挙地方裁は三十日、昨年の知事選挙で選挙法違反があったとして、リマ知事(ブラジル民主社会党)とラセルダ副知事(民主党)の当選を無効とし、三年間知事選への立候補禁止と罰金一〇万レアルの支払いを決定した。同年五月から六月にかけて、法的根拠なく小切手約三万五〇〇〇枚を有権者に配布したのが理由。同知事は控訴する構え。
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往年のF1名レーサー、ネルソン・ピケ氏(54)と妻が三十日、違反累積による運転免許取り消しを免れるため、ブラジリアの交通局で講習(七日間)を受け始めた。「運転者は違反に対する報いを受けなければ。自分の違反はスピード超過と駐車禁止違反だった」と同氏。
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狂言誘拐を演じていた商店経営者(29)と店員(20)が二十七日、サンパウロ市ヴィラクレ・メンチ第十六警察署で逮捕された。二人は二十四日に飲みに出かけた後、家に帰らず女遊びにふけっていたが、店員が二十六日に帰宅し、武装した男らに誘拐され、隠れ家で二日間監禁されたが脱出したと家族にウソをついた。経営者は二十七日に自分の車のトランク内で手足をしばられた状態で発見されたが、店員の偽装工作と警察に見抜かれた。