2007年8月1日付け
ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、業種別部会長シンポジウムを、三日午後二時から午後四時まで、ホテル・クラウン・プラザ(Rua Frei Caneca, 1360)で開催する。共通テーマを「二〇〇七年上半期の回顧と下半期の展望」「とし、十一部門が発表する。日ポの同時通訳がつき、非会員にも無料で開放している。
同会議所企画戦略委員会委員長の宮田次郎さん(ブラジル住友商事社長)は「いい勉強の機会です。進出している日本企業が関わっていること、またブラジルの産業界のことがよくわかります」。平田藤義事務局長は「各業界でレアル高の影響の明暗が分かれる。全体が見えるのでは」と参加を勧めた。
発表順、発表者は次の通り。コンサルタント部会=渡邊裕司(ジェトロサンパウロ事務所所長)、金融部会=米倉立二郎(安田保険社長)、貿易部会=佐々木修(ブラジル三菱商事社長)、化学部会=板垣義実(スリーボンド・ド・ブラジル社長)、機械金属部会=嶋末繁(CBC重工業社長)、繊維部会=須賀治 (クラシキ・ド・ブラジル社長)、食品部会=尾崎英之(東山農産加工社長)、電気電子部会=松田雅信(パナソニック・ド・ブラジル社長)、建設不動産部会=阿部勇(ブラジル戸田建設社長)、運輸サービス部会=寺本久男(日本航空サンパウロ支店長)、自動車部会=長谷部省三(ブラジルトヨタ自動車社長)、移転価格税制について=鍋島直裕(モト・ホンダ・ダ・アマゾニア重役候補)、講評=西林万寿夫在サンパウロ総領事館総領事。