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盗難防止装置を義務付け=自動車の盗難急増受けて

2007年8月4日付け

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】車の盗難が急増しているのを受けて、国家交通審議会は一日、盗難防止装置をすべての車に配備することを義務づけた条例を発令した。
 対象は、国産車はもとより輸入車の走行ゼロの新車で、向う二年間で完全実施を目指す。条例は一日付官報(ジアリオ・オフィシアル)で公表されたが、当局では九十日以内に採用される機種の詳細を発表する、
 これにより新車購入者は防犯設備選択のオプションを有するが、経費をすべて負担することになる。現在市場に出回っているものでシンプルなのは三〇〇レアルで、エンジンがリモートコントロールされる。また盗難の際の追跡装置は一三〇〇レアルとなっている。昨年の盗難被害は一七万六五三二件に上った。