2007年8月8日付け
HONDAの南米事業を統括するホンダサウスアメリカ・リミターダ(峯川尚社長)は六日、二輪車事業の現地法人であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(略HDA)のブラジルでの二輪車生産累計が今月、一千万台を達成したと発表した。
これを記念して今月三日、アマゾナス州マナウス工場でおこなわれた式典には、峯川社長をはじめ地元自治体関係者や取引先の代表らが出席した。
HONDAは一九七五年にHDAを設立、翌年からCG125の現地生産を開始した。現在では十六機種を生産し、年間生産能力は百三十五万台、今年末には百五十万台への拡大を予定している。また販売面ではブラジル独自の割賦販売システムを提供し、販売網の強化を進めている。
ブラジルの二輪車市場は引き続き拡大傾向にあり、昨年の市場は約百二十七万台(前年比二四%増)、今年には約百五十五万台(前年比二二%増)の生産を見込んでいる。