2007年8月10日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】サンパウロ市ピニェイロス区ピニェイロス街の地下鉄四号線(ルース駅―ヴィラ・ソニア駅間)の工事現場で街路中央に陥没が生じ、通行止めとなった。陥没で直径二メートル、深さ二メートルの穴が開いた。
工事施工責任者によると、シールド機(土壌掘削機)が通過して土壌を掘り出したことで陥没が生じたとみている。ケガ人はなく、関係機関の検証を見て工事の続行を決定する。穴埋めに出動した重機が都市ガス管を破裂させたため、一時ガス漏れを起こしたが、大事には至らなかった。
事故現場は一月十二日に陥没事故を起こし、七人が死亡したピニェイロス駅建設現場の近くで、住民らはスワ第二の惨事かと恐怖にかられた。