2007年8月11日付け
【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】雑言卑語を発した生徒に罰金を科している学校があり、話題となっている。サンタカタリーナ州ジャラグァー・ド・スル市(フロリアノポリス市から北部へ一八五キロ)の中学校で、校内で雑言卑語を発すると、その都度一〇センターボの罰金となる。
この制度を始めてから二年が経過しており、学校側では子供の情操教育のためになるとしている、そもそも生徒からの苦情がもとで制度が実施された。罰金に対して強制権はなく、生徒の自覚に任せている。中には財布の中のコインが減り続けるのを見て、発言に気をつける生徒も出ているという。
当初は年間三〇レアル(罰金三〇〇回)になり、書籍購入に当てたが、最近は激減しているという。この制度につき生徒や父兄らから異論が出ておらず、当分続けるとしている。