2007年8月11日付け
熊本県菊池郡大津町から同町交流生の宮本大さん(31)と浅生幸貴さん(28)が来伯、六日、ブラジル・ニッポン移住者協会の小瀬真澄顧問、魚野マルセロさんと来社した。
同町とサンパウロ州サレゾポリス市は姉妹提携を結んでおり、親善交流事業として一年ごとに交流生を派遣している。
同交流事業は今回で二十五年目。姉妹提携を結んで来年、四十周年を迎えるにあたり記念式典を同市のあけぼの植民地で行う予定。
二人は三日、着伯。すでにサレゾポリス市長を表敬訪問し、同植民地で行われた歓迎会に出席した。
宮本さんは来伯の動機を「祖母の姉がブラジルに移民しているので、そこから興味が出た。移民の実態を知りたい」と話した。
浅生さんは「仕事で外回りをした時、日本にいる魚野さんの親戚と会い、ブラジルに行くきっかけができた」と語った。
滞在中の九日には、サレゾポリス市と姉妹都市を結んでいるペルナンブッコ州にあるグラバタ市を訪問。翌十日にはレシフェ総領事館を訪れ、十三日に帰国する。