2007年8月14日付け
昨年末からサンパウロ市東部のイタケーラ区に日伯友好病院の外来診療所の開所を検討していたサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が、同地での開所をあきらめ、他の場所を探していることが関係者の話からこのほどわかった。
開所予定地の地主と援協関係者の間で、賃貸契約などの諸条件が折り合わなかったためで、今後も日系人の人口密度が高い同地区を中心に土地を探していくという。
同診療所の開所案は、友好病院の混雑緩和を目的に計画、担当医師は友好病院から派遣される。治療程度によっては患者を同病院に紹介する形になり、収益も安定する見通しだという。