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菅、麻生両大臣が来伯=現職外相は9年ぶりに

2007年8月17日付け


 菅義偉総務大臣と麻生太郎外務大臣がそれぞれ、十六日、十九日からブラジルを訪れる。
 菅総務相の来伯は、地上デジタル放送に関して、国外で唯一日本方式を採用しているブラジルを足掛かりに、周辺のチリ、アルゼンチンに日本の技術普及を図るのが目的。
 十六、十七日にブラジリアでエリオ・コスタ通信大臣らと意見交換を行い、同日から十九日までサンパウロを訪れる。サンパウロ市滞在中、十八日には開拓先没者慰霊碑、移民史料館などを訪れるほか、夜には神奈川、秋田県人会との会合なども予定している。
 現職外相の来伯は、九八年の小渕恵三外相以来九年ぶりのこと。麻生外相は中東諸国を訪問後、十九日から二十二日までブラジルを訪れる。滞在中はブラジリアで、アモリン外相等との間で、来年の日伯交流年の成功に向けた協力、戦略的経済パートナーシップ再活性化に向けて意見交換を行うほか、第3回東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)外相会合に出席する。