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山口県人会=80周年式典と世界大会=二井県知事ら90人迎え

2007年8月23日付け

 ブラジル山口県人会(平中信行会長)の創立八十周年式典が二十六日午前十時から、リベルダーデの客家センターで開かれる。母県からは二井関成知事はじめ約九十人の慶祝団が来伯。節目の式典に花を添える。また、前日の二十五日には文協ビルで「第二回在外山口県人世界大会」も開催され、五カ国百三十人の県人・県系人が参加する。
 日本からの訪問団は二井知事、松永卓県議会副議長など八人と、山口日伯親善協会、山口県ペルー協会の関係者など約九十人。二井知事は一九九七年の創立七十周年式典以来二度目の来伯。訪問団はサンパウロの式典後、ペルー・リマで開かれるペルー山口県人会創立八十周年式典に出席する。
 一行は二十三日にサンパウロに到着。先没者慰霊碑、サンパウロ州政府、議会などを訪問し、知事らは翌二十四日に山口県出身者が多く移住した南マット・グロッソ州のバルゼア・アレグレ移住地を訪れる。
 二十五日の世界大会では、午後三時から米州各国、日本などから代表者が参加する代表者会議。同日夜に大会式典、交流会を予定している。
 八十周年記念式典は二十六日午前十時から。功労者・高齢者への表彰などが行われ、午後から祝賀会、アトラクションが披露される。式典には約五百人の参加が見込まれている。
 山口県人会の現在の会員は約六百家族で、約三千三百人。